![]()
その1 長沢真琴
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
長沢真琴は、大映ドラマ「不良少女とよばれて」第三話から登場した、主人公・曽我笙子(役・伊藤麻衣子)のライバルに当たるキャラクターです。
私にとっては、女優・伊藤かずえさんとの忘れられない出会いでもありました。
ヒロインアニメには、「いい子ヒロインと敵対する美貌のお嬢さま」と言う、魅力的な?敵キャラが、よく登場しますが、この長沢真琴こそは、まさに、そのアンチヒロインの完全実写化だったのです。美人になぞ興味の無かったはずの私が、「不良少女とよばれて」を見続けるうち、完全に彼女にいかれてしまい、すっかり、演者の伊藤かずえさんのファンになってしまいました。
この初登場の第三話は、江連卓執筆の脚本自体が、わくわくさせる内容であり、一難去ってまた一難の波乱万丈の展開で盛り上がった末に、ラストカットで長沢真琴がモナリザの微笑みを浮かべるシーン(左上の写真)は、最高の名シーンだと思っています。
演じる伊藤かずえさんは、地の性格は、私の「影子ちゃん」にとても似ているですが(笑)、演じるキャラは、クールビューティな悪女役が一番はまっています。だから、昔は、私も、シナリオを書くにあたり、自作のレギュラーキャラ「山精」や「光明寺りつ子」あたりは、いつも、伊藤かずえさんを配役に想定しながら、書いていたものでした。
特に、この長沢真琴は、私の「山精」と同一タイプのダークヒロインであり、ただの”悪”ではなく、意外な優しさや心の傷も胸に抱いており、何よりも、前述した妖しい微笑みがあまりにも美しく、伊藤かずえさんの演じた最高のキャラと言い切っても間違いはないはずでしょう。
シシー・スペイセクの演じた「キャリー」と合わせて、長沢真琴は、私にとっては、もっとも思い出深いヒロインなのでありました。